空調設備とは、空気調和(温度・湿度・空気清浄度などの室内環境の調整)をするための建築設備です。一般に、空調設備と呼ばれ、さらに人に対しての空気調和を保健空調(対人空調)、物品に対しては、産業空調と呼ばれます。
建築物の外皮(ペリメーターゾーン)の熱負荷上昇、OA化による建築物の内皮(インテリアゾーン)の熱負荷上昇に伴い従前の空調方式では人間の居住環境の維持が難しくなってきています。
さらに建築物の高層化、気密化が進み、種々の空気調和設備が設置されるようになってきました。
弊社では様々な建造物(住宅、事務所、工場、学校、病院、その他公共施設など)に熱源機器(冷凍機、ボイラー、パッケージエアコン)を設置し、配管、風道(ダクト)、自動制御を敷設する空調設備の設計施工管理業務を行っています。
換気設備とは、特定の空間の空気を入れ替えるための設備です。給気設備と排気設備から構成されます。
建築基準法によって、原則として全ての建築物での設置が義務付けられています。設備の維持管理は、居住者などの健康保持に重要であり定期的に清掃を行い、消耗品の取替え、故障部分の修理を行わなければなりません。
弊社では様々な建造物に対し エアフィルタや空気清浄器を設置し供給する空気浄化の計画、熱交換機を設置し換気による空調負荷軽減の計画、排気ガス処理装置、集塵装置を設置し排出する空気を無害化する計画をする換気設備の設計施工管理業務を行っています。
給水設備とは、建築物や製造機器などに生活・業務に必要な水を供給するための設備です。
上水道・中水道・工業用水道から受水したり敷地内の井戸から汲み上げた水を、必要とされる箇所に必要な水質で供給します。
排水設備とは、建造物や機器、土壌等に溜まった水を外部に排出するための設備です。雨水・湧水・地下水・汚水(工業排水、空調ドレン排水、衛生器具等からの生活排水)を基準に定められた適切な状態で排水します。
弊社では様々な用途に応じ、必要かつ適切な給排水設備の設計施工管理業務を行っています。
ユーティリティー設備とは、プラント(工場、発電所、機械)の運転に必要な電気、水、蒸気、圧縮空気、燃料、窒素などを供給する設備です。
弊社では主に工場や製造設備に必要な冷却水設備、蒸気設備、圧縮空気設備等の容量・仕様について打ち合わせをしユーティリティー設備の提案、設計施工管理業務を行っています。
エンドユーザーから提示された仕様を満足するために、法に基づき必要な能力計算をし、機器設備、搬送設備(配管、ダクト)、自動制御設備を計画し図面化し、図面にしたがって、必要となる工事とそれにかかる手間を計算して見積します。
契約後、施工計画・図面の作成、工程、品質、安全、コスト管理などを行い、設備工事の総合的な施工管理を行っていきます。
弊社では専門業者(配管、ダクト、保温、重量鳶、自動制御等)と工事契約をし日々の進捗に合わせ事故災害が発生する事が無い様、他業者と打合せを行っています。工事竣工まで「品質」「工程管理」「安全確立」を心がけ施工管理を行っています。